今回は犬と猫のお口のトラブルについてお話します。
犬猫は歯周病が一番多い!!
ご飯を食べなくなったと病院に連れてこられて、お口を見ると歯周病になっているというケースがよくあります。
『食べなくなった』のではなく、歯ぐきが痛くて『食べられなくなった』んですね。
3歳以上に犬猫では、85%以上が歯周病に罹患しているとも言われています。
兆候としてお口の匂い。独特の刺激臭がします。次に歯ぐきからの出血。
歯ぐきから血が出ているようだと、かなり進行している可能性が高いです。
歯周病は放置して悪化すると、歯が抜けるだけでなく、上あごの骨が溶けてしまったり
頬の皮膚に穴が開いてしまうこともあります。しかも全身的にいろんな病気を引き起こし時には命取りにすらなります。
実際犬猫においても歯周病と腎臓疾患、肝臓疾患、心疾患との関連が研究で示唆されています。
ちなみに虫歯はほぼゼロ!!基本動物は虫歯の要因となる砂糖を摂りませんから虫歯にならないんですね。
詳しくは医院に置いてあります『nico 11月号』をご覧ください。
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