今日はお子さんの歯ぎしりについてお話します。
歯ぎしりはたいていのお子さんがしている!!
眠っている時に子どもは誰でも生理的に歯ぎしりをするものです。
子どもの歯ぎしりは『睡眠随伴行動』と呼ばれる、おねしょとか寝言、寝ぼけなどの仲間なんです。
起きた時は記憶に残っていないし、成長とともに自然に消えていく行動です。
歯が削れても大丈夫!!
歯ぎしりで歯がけずれているお子さんは多く珍しくはありません。
削れているのはほとんどの場合乳歯です。3〜5歳くらいの乳歯列のお子さんは顎関節の蝶番(ちょうつがい)の
可動域が大きく、あごがグラインドするので歯が摩擦してしまうんです。しかも乳歯は永久歯に比べ柔らかいですから
とても削れやすいんです。
しみないケースが多いです。
削れるとしみないか気になりますよね。でも乳歯って、かなり削れていても不思議なくらいしみません。
永久歯だったらしみて辛くて仕方ないでしょうが、生え変わることが前提の歯なので、もともと
永久歯より痛みに鈍くできているのでしょうね。
詳しくは医院に置いてあります『nico 11月号』をご覧ください。
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