今回はフロスや歯間ブラシで磨きたい『歯の根元周り』について、もう少しくわしくお伝えします。
『歯の根元周りに当てるのが大切』
デンタルフロス → 歯肉の溝に糸を入れ込んでから、根元から先端へとフロスを動かして根元周りを磨きます。
歯間ブラシ → 根元周りにブラシの毛先が当たるようにします。隣り合う歯の両サイドを磨きます。
『ただし、歯間乳頭を傷つけないように注意!』
歯と歯のあいだにある『歯間乳頭』は断面的に見ると凹状にへこんでいて、そこにプラークが
溜まりやすい構造になっています。フロスや歯間ブラシを通すことで、このへこみのプラークは
ある程度落ちるのですが、凹部分の盛り上がった歯肉にフロスや歯間ブラシが直接当たるのが
繰り返されると、歯肉が傷ついて歯と歯の間に目立ったすき間が生じてしまいます。
次回歯間乳頭を傷つけないように清掃するには、
フロスや歯間ブラシをどう動かせばいいのかコツをお伝えしていきます。
詳しくは医院に置いてあります『nico 4月号』をご覧ください。
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