顎関節は、骨や筋肉などいくつもの組織からできています。
そのうちのどの組織に異常が起きたかによって症状や治療の仕方が異なるんです。
タイプ② 顎関節の中で炎症が起きている『ねんざタイプ』
腕や足の関節を痛めた時のように、顎関節の内部を痛めてしまうのがねんざタイプです。
症状:口を開けたときに痛みがある(我慢すれば口は開けられる)
【どこになにがおきている?】
●顎関節のなかに炎症が起きています
●炎症の程度は痛さと比例します。安静にしているときには痛みが出ず
関節に負担がかかるほど痛みは大きくなります。
【おもにどんな治療をするの?】
●ご自分でのケア
関節の安静 開口ストレッチ 生活習慣の見直し
●歯科での治療
飲み薬の服用 マウスピースの着用
炎症が起きているわけですから、症状の改善には安静にすることが大切です。
負担がかかるほど炎症が悪化するので『痛い』と思うようなあごの動きは避けます。
痛みが治ったら開口ストレッチを徐々に始めましょう。
あごがかたまったままになってしまいます。ねんざタイプも対処が早いほど、短い期間で治りやすいです。
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