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20.08/31☆顎関節症⑤☆

顎関節は、骨や筋肉などいくつもの組織からできています。

そのうちのどの組織に異常が起きたかによって症状や治療の仕方が異なるんです。

 

タイプ④ 顎関節の骨が変形している 骨の変形タイプ

     4つ目の顎関節症は骨の変形によって起こるタイプ とくに中高年の方に多いです。

 

症状: 口を開けようとすると痛みがある ひっかかるような感じがする 

    あごの関節からザラザラとこすれるような音がする

 

【どこになにがおきている?】

●顎関節を構成する骨に変形が見られます。レントゲンやCT、MRI検査などで診断します。

 

【おもにどんな治療をするの?】

●ご自分でのケア

 関節の安静 開口ストレッチ 生活習慣の見直し

●歯科での治療

 飲み薬の服用 マウスピースの着用 注射治療

 

クッションのずれタイプを長い期間放置して悪化すると、骨の変形タイプに移行することが多いです。

治療では、痛みを取り、口を開けられるようにするために鎮痛剤の服用や注射治療、開口ストレッチなどを行います。

骨の変形に要する期間は長いので、経過観察も大切です。

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