お医者さんが伝える歯医者さんに通うべき5つの理由
「健康で長生き」のカギはお口の健康にあり
理由3:きれいなお口は感染予防の基本
肺炎は、細菌やウイルスが肺の奥にある肺胞に入り込み、そこで繁殖して炎症を起こす病気です。
一方、誤嚥性肺炎は、唾液や飲食物に含まれる細菌が誤って肺に入り込み、そこで繁殖して肺炎を起こします。
唾液や飲食物は、普通なら食道に入って胃に入って行くのですが、空気の通り道である気道に誤って入り込んでしまうのです。
加齢により、のどまわりの筋肉が衰えた高齢のかたがかかることが多く、日本人の死因の第6位を占める怖い病気です。
誤嚥性肺炎の予防には、歯科衛生士さんなどの専門家による口腔ケアが有効であることが
複数の研究から明らかになっています。お口の中、つまり唾液に含まれる細菌が減れば
誤嚥が起こっても肺炎につながる危険性が減るためです。
予防には、歯医者さんで定期的にお口をクリーニングしてもらうのにくわえ
セルフケアの指導を受けてご自身の歯みがきをレベルアップすることが大切です。
『nico 4月号より』
]]>