歯が悪くなる原因といえば、虫歯と歯周病。でもそれだけではないんです。
歯に加わる過剰な力が、歯を傷めて壊してしまうってご存知ですか?
歯を痛める過剰な力、これには大きく分けて2種類があります。
ひとつは、歯ぎしりの強い力です。歯ぎしりは眠っているとき無意識に行うので
起きているときと違って力の加減がきかず、たいへん強い力がかかります。
眠っているあいだのほとんどの時間、上下の歯は接触しません。
歯ぎしりは、起きたとしても1時間に5〜6回程度で短時間です。
しかし歯ぎしりの力は強大で、そのうえ下あごをギリギリとグラインドさせ
歯を揺さぶるため、短時間であっても為害作用があります。
nico 1月号より