意外な盲点「食べる姿勢」
食べるために何が必要かを考えたとき、専門家の視点でよく言われるのは次の3つです。
①形態:食べるために必要な歯が生えているか、歯は健康か、よく噛める噛み合わせになっているか。
②機能:それらを協調運動させる筋肉や神経が発達しているか。
③意欲:お子さんに「食べたい」という気持ちがあるか。
ただ、このほかにも大切なことがあります。それが「食べる姿勢」です。
食べるときの姿勢は、食べやすさ・食べにくさに直結し、お口の動きや舌の動きのほか
誤嚥や窒息の予防などの「安全な飲み込み」にも関係します。
しかもちょっと気をつけるだけで改善しやすい要因でもあります。
nico 4月号より