フッ素配合歯磨き剤をせっかく使うなら、効果的な方法でないともったいない!少し気をつけるだけで、効果がぐ〜んとアップします。
効果的な使い方①1日2回は歯磨きを。そのうち1回は就寝前に。
歯磨きで歯の表面に取り込まれたフッ素は、徐々に溶け出して少なくなっていきます。そのため1回より2回の方が歯の表面のフッ素量を維持することができます。
就寝中は唾液が出にくくなります。唾液でフッ素が流れてしまわないので、フッ素を長時間お口の中にとどまらせることができます。
効果的な使い方②まずは歯ブラシを軽く湿らせて
適度な水分がないと、歯磨き剤が歯と歯のあいだなどに流れていきません。一方、水分が多いと、歯磨き剤が薄まりフッ素濃度が低下してしまいます。湿らせたあとは歯ブラシを軽くふって水を切りましょう。
乾いた歯ブラシに歯磨き剤をつけて歯を磨くと、歯ブラシの毛束の根元に歯磨き剤が残りやすくなります。
効果的な使い方③最初は、奥歯などの虫歯リスクの高いところから
歯磨き剤のフッ素濃度は、歯磨きをしている最中にどんどん薄まっていきます。そのため薄まっていないフッ素を届けるために、虫歯リスクの高い歯から磨きはじめましょう。
nico5月号より