骨粗しょう症ってどんな病気?
骨粗しょう症とは骨の密度が低下し(=骨がもろい)骨折しやすい状態を指します。
そして骨粗しょう症が原因で起きる骨折を「ぜいじゃく性骨折」と呼びます。
「骨折」というと、強い力でボキッと骨が折れる状態を想像するかもしれません。
そういった骨折は、骨の位置を正して安静にしていれば治るでしょう。
でもぜいじゃく骨折は、そうはいきません。ちょっとした刺激で折れますし
一度骨折すると他の部位で骨折が起き、連鎖すろこともあります。
太ももの付け根の骨折が治ったと思ったら反対が骨折した、という話はよくあります。
太もも周辺の骨が折れると寝たきりになる可能性が高まります。
しかも「5年生存率が50%以下」という調査もあります。骨粗しょう症は深刻な病気なのです。
nico 9月号より