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21.02/15☆根の治療ってどんなの?②☆

 

歯の根の治療は。「歯の内部の細菌感染を起こした部分をきれいに取り除く」治療です。

根管の中を掃除するので「根管治療」とも言います。

取り除いたあとは、細菌をあらたに入り込ませないように、削ったすき間を埋めます。

感染した部分がなくなれば痛みもなくなっていきます。

 

『非常に難しい治療です』

歯の根の治療は、1本の歯が人間だとしたら、心臓にあたる神経にメスを入れる大手術です。

 

『その理由は「複雑な根管の形」にあり』

歯の根の内部を通っている根管は、健全な状態では神経や血管で満たされています。

しかし、むし歯などにより細菌が入り込むと感染を起こします。

痛みをなくすには、感染した部分を可能な限り取り除かなくてはなりません。

しかし、根管は非常に細く、先端は髪の毛よりわずかに太い程度。

湾曲や枝分かれしていることもあれば、「側枝」という小さな菅が根管から伸びていることもあります。

その形状は患者さん1人1人、歯1本1本によってことなります。

ですから歯の根の治療は、歯科治療の中でももっとも難しい治療のひとつとされています。

治療を受けられる際には、これをまずご理解いただければと思います。

 

 

『nico 2月号より』

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